自担がメジャーデビューした話。
2021年1月13日。自担がメジャーデビューを果たした。
私の推しは7ORDERの安井謙太郎。自称29歳だが、オタクはおろか、長年一緒にいるメンバーも「嘘でしょ(笑)」と信じていない節がある。それくらい可愛い。
7ORDERを応援し始めた1年前は、そんなこと全く考えてなかった。
1st singleのリリースが発表された2020年1月26日。「7ORDER RECORDS」という自社レーベル、インディーズであったとしても、CDを出してくれるという事実が嬉しくて。彼らの夢だったCDを手に入れられるようになる、これからたくさんCDを出してくれる、というのがとても嬉しかった。
2020年7月21日。自担である謙太郎くんの誕生日に、1stアルバム発売が決定したときも嬉しかったけど、それ以上は特に何も思わなかった。何も変わらないと思ってたから。実際7ORDERさんの計画的にも当初はこれまでと変わらずインディーズで出すつもりだったみたいだし。7ORDERさんたちと同じで、私もしばらくはインディーズだと思ってた。
2020年10月31日。みゅうとくんの誕生日の生配信。重大発表あり、と宣伝されてたその日の配信。いつも私の期待を余裕で超えてくる7ORDERさんが「重大」って言うくらいだから、よっぽど重大なんだろう、と思いながら。いやいや、期待しすぎてもそうじゃなかったときに勝手にハードル上げちゃったの申し訳なくなるから、と自制しつつ。まあアルバム発売日決定とかそのあたりだよね、もしかしてライブ!?いやいやだから期待はしないでおこうってさっき思ったところじゃん、と勝手に一喜一憂しながら配信を見てた。
そして、配信の終盤、ついに情報解禁。
7ORDER始動のときの映像、しゃぼふらやGIRLのMV、舞台7ORDERの映像が次々と流れていく。リフレイン。なるほど、ドキドキが止まらねえ。(?)
そして、【7ORDER】というテロップのあと、曲名がずらっと出てきて、【1ST ALBUM ONE 2021.1.13 ON SALE】。まあそっか、そりゃそうだよな。勝手に期待してごめん。と思ってしまった過去の自分を殴ってやりたい。
それだけでは終わらず、UNORDERの映像が流れて【LIVE DVD&BLU-RAY UNORDER 2021.1.13 ON SALE】。まじか。あ、でもそっか、忘れてたけどそれは確かに作ってくれるよな、と納得。まあこんなもんか。このときの自分にもドロップキックをかましたい。
映像はまだ終わらなかった。
【2021】と表示され、まだなんかあんの!?とびっくりする私。もしやライブか!?ライブか!?と期待してしまう私。
【1.13-14】。ライブだ!!これはライブだ!!!
【1ST LIVE TOUR】。ライブ!!!!!!!ついにライブだよ!!!!!!!もう既に泣ける!!!!!!!......え、ツアー?
【日本武道館】。息が止まった。冗談抜きで本当に。人ってびっくりすると本当に息が止まるんだよ。視界が滲んだ。
夢にも思っていなかったバンドの聖地、日本武道館。まさか。まさか7人があのステージに立つ日がこんなにも早く来るとは。スピード感に驚いた。
本当に現実?と瞬きを忘れて目から自動で水分を放出しながら若干放心状態になってた私の画面に再び仮装をした7人が。(なぜこんなときにそんな恰好をしてるんだ......面白すぎるだろ......と後から考えればツッコみたくなる変な状況で7ORDERさんらしい)
赤ずきんゾンビ謙太郎くんが改めて重大発表を読み上げる。謙太郎くんの口から「7ORDERとして初のワンマンライブを日本武道館で開催させて頂きます!」という言葉、そしてその後みんなのガッツポーズとか拍手とか「ありがとうございます!」とかで、本当にこの人達が武道館に行くんだ...とまたじわじわ来るものが。
(「”この7人が”武道館に立ちます。(笑)」って言ったのにみんなでツッコミを入れてるくだりで思わず笑ってしまったけど)
この生配信直後は、武道館で脳内の処理が限界だったんだけど、落ち着いてからTwitterを見てみると、どうやら日本コロムビアさんからメジャーデビューするらしい7ORDERさん。このときはまだメジャーデビューの実感は湧いておらず。メジャーデビューか、そっか、長年夢見てきたものだもんね、嬉しいよね。と思って感動する程度だった。
時間はあっという間に過ぎ。気付けばメジャーデビューに向けてたくさんの販促・キャンペーンの情報が。
CDには通常版だけじゃなく初回限定盤、FC限定盤があり。買ったショップによって異なる特典。シブツタや渋谷のタワレコをジャック。ラジオにもたくさん出演。
CD売る気満々じゃん、お金使わせる気満々じゃん、って思った(言い方悪くてごめん)
でもそれは嫌じゃなくて。いや私、特典の種類が豊富すぎるグループとかみるとファンのこと金としか思ってないの?って思ってしまうタイプなんだけど(お金持ってない弱い学生オタクでごめん)。でも、7ORDERさんは違くて。ちゃんとたくさん愛を伝えてくれた上で、今年は外に向けて出るんだ、って意思を感じられたんだよね。謙太郎くんも「こんなこと言ったらCD会社に怒られちゃうかもしれないけど、(笑)」って言いながら「自分のペースで」って「好きなように応援して」って言ってくれて。数字の心配は俺らがすることだから、みんなは気に病まないで、って言ってくれて。ファンを頼りにしちゃうグループ(「積んで」って言っちゃうとか。貴方達を応援してると楽しいから、元気がもらえるから応援してるのであって、(少なくとも私は)貴方達を支える為に、数字に貢献する為にファンになってるんじゃないんだけど、って思っちゃう。ファンが頑張るんじゃなくて、ファンの母数を増やすべきでしょ、貴方達が頑張るはずの事をなんでファン頼りにすんの?って思っちゃう)が苦手だった私は、ああ、やっぱり私は7ORDERさんが、謙太郎くんが好きだな、って思った。(謙太郎くんの思うつぼだろうか)(笑)(そうだとしてもいいんです) 私がいつもだったら思う「金稼ぐ気満々じゃん」は、「売れる気満々じゃん」って肯定的な考えに変わった。(自担に激甘でごめんね)(なんか推し全肯定マンみたいに聞こえちゃうね)(ちゃんと違うことは違うと思えるからね)(盲目ではないからね)(やばい奴だと思わないでね)(かっこが多い)
これだけ大々的に宣伝してくれるなんて思ってもみなくて。あ、これがメジャーデビューなのか、って。メジャーデビューすることで戦う世界が変わることにやっと気付けた。そして、日本コロムビアさんは、これだけ7ORDERに期待してくれていて、7ORDERにお金をかけてくれているのか、と思うとまた嬉しくなり。
そして、なかでもびっくりしたのは、原宿駅の竹下口や渋谷のスクランブル交差点に超大々的な街頭広告が設置されたこと。
コロナもあって全部は見に行ってないけど、Twitterやインスタにあげてくれた画像で感動してしまった。「すべてのファンのために、僕たちが今できることを。」というコメント。しかも一発目が「fan is #LIFE for 7ORDER」だったこと。「fan」が1番目なのがとても7ORDERらしくて大好き。
7ORDERのことを知らない人でも、こんな人通りの多いところに広告が出てるという事実と写真を撮りにくるファンがいることが目に入り、きっと人気があるグループなんだろうな、と宣伝効果はかなり高かったはず。
そして、2021年1月13日。
ついに、メジャーデビュー。そして、日本武道館での初ワンマンライブ。
メジャーデビューを果たした7ORDERの7人は、きらっきらな顔でバンドの聖地・日本武道館に立っていた。
ここまでくるのは大変だったはず。それは前世からの道のりはもちろんだけど、このライブに向けても。1ファンでしかない私には想像もつかないほどに。
残念なことにコロナの状況は悪化して。緊急事態宣言が発令されて。ライブの開催が危ぶまれて。政府が提示した条件を遵守しての開催が決定したけど、どうしても賛否両論あって。何が正解なのか分からなくて。
でも、きっと、7ORDERさんはもちろん、たくさんの大人が考えて考えて考えまくって、ライブの開催を決断したんだろう。
「来てくれた人も、来れなかった人も、行かないという判断をした人も、」とファン全員に思いを伝えてくれる7ORDERさんが私は大好き。
武道館から2週間経った今でも、問題は上がってなくて。
7ORDERさんの感染対策を他の方にも褒めて頂けて。
私個人が思ってたところでどうなるわけでもないけど、7人やスタッフさんが「間違ってなかった」と思えるようなライブにしたかった。なった気がする。これくらいならうぬぼれてもいい?
そして、7ORDERさんはそれだけでは終わらなかった。
【本日、1/13(水)22:30から急遽、YouTubeにて生配信します
1/13という日を7ORDERと一緒に過ごしましょう。】
と言ってくれて。
https://youtu.be/HAKKE24SlA8 (公式さんの設定的に埋め込めないのでリンクだけ貼っとくね🙏)
「今日という日をきっと、待ち望んで下さった方、そして一緒に過ごしたいと思って下さっていた方、そして過ごしてくれた方、たくさん、いろんな方がいると思います。でも、僕達は、今日という日、この今の自分達の顔、そして自分達の言葉を皆さんに届けたい、ということで急遽こういった生配信をさせて頂くことになりました。」
と、説明してくれる謙太郎くん。ライブ2公演を終えた後にもかかわらず、出来る限り多くのファンと感情を共有できるように、時間を取ってくれた7ORDERさん。そういうところが、7ORDERらしいよなあ。
そして7人からそれぞれ一言。
「僕らにとってかけがえのない一日、二度とない一日を、応援してくれる皆様と一緒に過ごすことが出来て本当に幸せです。」
「いろんな思い、そしていろんな選択が全て正解だと思えるような”これから”を、7ORDER、歩んでいきます。今日が、スタートです。皆さん、これからもよろしくお願いします。」
「僕にとっては、この7人は本当に、家族みたいな存在で、お客さんも含め全員家族みたいな、一つのことを乗り越えたり、成功したり、これからどんどんいろいろやっていきたいと思うんですけど、その度に、皆さんと喜びを分かち合いたいなと、思っています。これ以上喋ると、泣きそうなので、もう」
というながつの締めにみんなの笑い声。7人の目はみんな潤ってて、ライブ終わりに皆で泣いた?と思うほど。
「こんなにお祝いされたら泣きたくなっちゃうよね」「本当に嬉しい」って話してて。
その後、「色々ね、話したいこと、伝えたいこと、たくさんあるんですけど、やっぱり自分達の気持ちを一番伝えられるのは音楽かなと思うので、少し歌わせて頂きたいと思います」「やっぱり自分達の気持ちが一番伝わるんじゃないかな」「LIFE for 7ORDERということで、僕達にとっても、皆さんにとっても、7ORDERが”人生”のような存在になれたらいいなと思います」と『LIFE』を演奏してくれる7ORDERさん。何度聞いても、感動。
自分達の思いを一番伝えられる手段が音楽ってとても素敵なことだと思わない?それだけ思いが詰まった持ち歌があるって最強じゃない?自分達の気持ちをそのまま曲にしてくれるなんて最高じゃない?他とは違う、7ORDERさんが持ってる武器だと思ってる。
そして、「今日という日に歌を歌えて、本っ当に幸せです。僕達、まだまだ、伝えたいこと、感謝たくさんあります。なので、僕達が今伝えたいことを、この曲を通して、皆さんに伝えたいなと。もう一曲だけ歌わせてください」と続けてくれる謙太郎くん。
「すみません、アルバムに入ってない曲なのに、やっていいよって言ってくれてありがとうございます!(笑)」と笑いながらありがとうとスタッフに頭を下げつつ。アルバムには収録されてないけど、「今僕達が、7ORDERが伝えたい全てが、その曲に詰まってます」と話す謙太郎くん。「めちゃめちゃだよ(笑)」と笑う7人。とってもきらきらしてて。そんな綺麗な7人を見て何故か泣きそうになってしまった。
「僕達の伝えたいこと、皆さんに伝わってくれたら、嬉しいです。それでは聴いてください、『雨が始まりの合図』。」という言葉で聴こえ始める雨の音。まさかこの曲だなんて思ってなかった。萩ちゃんの入りから、イントロのコーラスでカメラにマイクを向けてくれるもろち。とっても笑顔な7人。視界が滲んで画面が見えなくなる私。
『泣くんじゃないよ 神様だろ 七色の光見せてくれ』というサビを一緒に口ずさみながら自分を指す、にっこにこな謙太郎くん。『せーので奏でよう』の後のコーラスを楽しそうに歌うさなれお。また涙が出る。
間奏のコーラスでまたマイクをこちらに向けてくれるもろち。画面の前で、私も一緒に歌った。楽しそうな7人につられて笑顔になりながら。
2番のサビ前、『君が笑顔になる それだけで』と歌ってて抜かれてるみゅうとくんアップの画角に映り込む顕嵐。きらきら笑顔で遊び始めてる顕嵐を見て、本当に楽しんでるな、と改めて思える。
『泣くんじゃないよ 大丈夫だよ 何も考えず楽しもう せーので少しずつ』でまた熱くなる私の涙腺。泣かないでってはちゃめちゃな笑顔で言われると泣くつもりなくてもしんどい。その後に映る顕嵐、一瞬泣いてるように見えて。すぐ口角を上げ直してたけど、その一瞬でまた私もぐっときてしまった。
『想いと願いを固く結んで 乗り越えられる 君となら』とにっこにこで思いっきりカメラを指さし、画面越しのファンに気持ちを届けてくれる謙太郎くん。眩しすぎる笑顔。
「まだまだ僕達の旅は続きます。そしてまだまだ幸せなことを、いっぱいしていきます。いっぱい笑っていきます。これからも皆さんと僕達7人が、楽しい未来を作っていけることを、ここに願います。」という言葉と共に、カメラに映る7人は全員、目が赤くて。「ね?」と笑顔でながつに振る謙太郎くんに、「そうだよねんー」とおちゃらけるながつ。泣きそうなながつはいじられて「もういいもういい!」と口をとがらせて耐えてて。「もう締めて!って(笑)」「これ以上はやばい(笑)」って笑う7ORDERさん達をみて、私も涙を耐えることに。もう!何度泣かせれば気が済むんだ!(笑)
「これからも、僕達と一緒に、幸せになってください!必ず、幸せにします。」と締めてくれる7ORDERさん。公開プロポーズされるオタクたち。こんなにファンに幸せをくれるグループ、他にどこにいるだろうか。いや、いない。(反語)
みんなが自慢できるようになりたい、と言っていた私の推しくん。
もうとっくになってるよ。
地上波に出演したり、もっともっと大きな箱でライブしたり、
7人と一緒に見たい夢の続きはまだまだあるから!!!
これからもたくさんの特別な日を一緒に過ごせますように。